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2009年05月15日

あれこれの感想と名言メモ

海外ドラマ観まくり。
思考癖が止まらず、思考の檻に入ってしまうと、思考停止させるために、日本語吹替えで垂れ流しで付けっぱなしにして、何度も流し観してます。

面白い台詞、心に残った台詞とかメモりたいけどスグ忘れちゃう。思い出したとこと感想を忘れないうちにメモ。

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「4400 - 未知からの生還者」

今、いちばんおもしろい。シーズン3の途中でワケワカメさが面白い。
特殊能力を持つマイノリティが弱さも併せ持ち、恐れから迫害される被差別者と設定されてるトコも、当事者同士が助け合いながらも、考え方の違いから、争ったり、映画のX-MENシリーズと似てるとこが多い。
シーズン2までは、複雑な未来人の戦争に巻き込まれる現代人たちのハチャメチャSFとして面白かったんだけど、3から現実の差別問題に重なってんだか、誰が良い悪いもワケワカメで、作者のイデオロギーを読み取りたくてハマってまふ。

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「デスパレードな妻達」

主婦の視点からご近所付き合いをテーマにした話しかな?まだ途中でわかんない。

新住人 「パートナーです」
お隣さん「まぁ、何のお仕事を?」
新住人 「仕事でなく私生活のパートナーです」
お隣さん「まぁ、知ってるわよ、大丈夫、ケーブルテレビとかで最近よく見てちゃんと知ってますから。素敵ですよね〜!」
新住人 「あなたの固定観念にお応えできるといいのですが」

ケーブルテレビの海外ドラマでLGBTが凄く登場するようになって、そこでそれを皮肉ってるから面白かった。

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「デクスター DEXTER Season1」

キャッチコピーで「正義の為の殺人」って、それだけで見る気無くしたけど、しつこくCM流れてるから観た。
「殺人衝動を抑えられない」というコトを自覚しつつ、それを抑えないまま生きる道の模索に苦悩する主人公の話しっぽい。
Aセクシャルの概念が無いのか、主人公は性欲がほとんど無いのに、「普通」のフリをする。「感情が無い」って自分で自覚しつつ、感情のある普通を演じる。
だけど、多数派に合わせるのは正体を隠す為で、それは身を守るため。だけど法で裁かれない犯罪者を殺したりするためだったり。
「普通を演じて自分を隠す」という行為をいつ、なぜ選ぶか、どこまで許されるかを考えさせられて、そこが面白い。まだ4話ぐらいまでしか観てない。

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「Prison Break(プリズンブレイク) 」

代替えエネルギーの利益を巡った、政府や権力者の争いに巻き込まれる主人公。政府の黒幕の手先や政治家が極悪非道な加害者だったのに、逆転したり、.... 一番ハマってたけどシーズン3で疲れて休憩。

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「Dr. ハウス」

生死に関わる医療現場で、倫理観が問われる判断の連続。思想や宗教の違う医療チームで、人種差別や性差別に対する倫理的判断が頻繁に出てくる。
人種差別に反対して黒人用の薬を拒否する患者に、
「差別の復讐するなら一日でも長生きして、政府から福祉の金をむしり取れ」とか言う。それって、つじつまが合ってるんだか外れてんだか。
権威主義に猛反発するとこは好き。シーズン3ぐらいまで観たけど、飛ばして観てないのもある。

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「クローザー」

FBI殺人特捜課の尋問テク、駆け引きの見事さが見せ場なんだろうけど、裏の裏を考える理屈がメンドクサイ感じしてつまんなかった。
でも、シーズン2ぐらいまで見つづけると、主人公の言動、倫理的判断や考え方、優先順位の付け方とか、そっちが面白い。

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「アグリベティー」

モード出版社で働く、「普通の女の子」が主人公のドラマ。
女に画一主義な「普通でアリエナイような美」を強制してる黒幕が女だったりするファッション業界の皮肉が面白い。
これ、ゲイが多数派なゲイ優位社会?って思ってしまうようなファッション業界の設定なんだけど、トランスジェンダーに対しては極端に差別的な人がいっぱい出てきて、なんで???って感じ。その辺から、なんだかイヤになってきたけど、それでもどー続くか気になって見てる。
posted by ふぉっくしゅ at 21:04 | Comment(48) | TrackBack(0) | 映画とドラマ
2006年10月01日

X-FILE

モルダー捜査官「スカリー、殺したい人の名前を一人あげるとしたら、君なら誰を?」
スカリー捜査官「あら、一人しかダメなの?」
モルダー捜査官「......んん、ははは、スカリー、ボクは誕生日プレゼント、あげたよね...?」

スカリー捜査官、かっこいい!好きです!憧れます!もう、抱いて!!

X-FILEを観だした頃は、な〜んて下らんB級っていうかチャチで陳腐なSFドラマと思ったけど、ハマった。
なんと、全数百話、10年の超大作で、全部で一つのストリーだって、気がついたの。
全く関係ない短編ドラマも混ざってるんだけど、第一話から最終話まで繋がってる、いったいどう解釈していいのか分からんぐらい。
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posted by ふぉっくしゅ at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画とドラマ

X-MEN Final Decision

これ、最高!

一番共感できたのは悪のボス、マグ様。思想的に、ミュータントを全く理解せずに差別する人類と共存を望むプロセッサーXの率いるX-MEN連中より、人類優位主義を悔い改めさせようとするマグ様の方がよっぽど好き。
ミスティークや下っ端連中を捨て駒にしたあたりは悪役だから仕方ないの、目的のためには手段なんか選ばない。善悪より優先する事もあるのよ、世界を敵に回す根性座ってる。

マグさまを演じるイアン・マッケランは「自分の性癖を治療する方法が必要だと考える人を私は認められない」と言っているらしい。マグさまの台詞"They wish to Cure Us, But I Say We are the Cure"=「我々を治療するだと?我々が治療薬だ」がすばらしい。その通り!治療すべきはマイノリティではない、マイノリティの存在自体が、人類のマジョリティ帰属の病理を治療するのだ!続きを読む
posted by ふぉっくしゅ at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画とドラマ

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